脂肪細胞の肥大化

	セルライトについて

セルライトとは皮膚の下（皮下組織）で脂肪細胞が肥大化して周辺の血管やリンパ管を圧迫し脂肪細胞が変性することで皮膚表面の凹凸ができること。皮膚が波打っているように見えます。

セルライト自体は病気であるとの考え方は今のところなく、見た目以外の悪影響はさほどないといえます。ただ、リンパ管を圧迫することから周辺にむくみがでる方もいることから、なんらかの病気に影響するのではないかと言われています。

セルライトのある部分は、皮膚の代謝が低下することも分かってきています。
また、肥満気味の女性にはほぼ１００％セルライトがありると言われます。太ももやおしり、二の腕に皮膚のたるみやデコボコした感じがないですか？

	セルライトが付いてしまう原因

セルライトは脂肪細胞の肥大化です。脂肪細胞が大きくなるのは摂取した脂肪分が分解されないままであることが原因です。つまり運動をしていないということで、食事に見合った運動を続けていればセルライトが付くことはありません。

また、筋力低下による新陳代謝の低下も影響してきます。運動不足により体の筋肉量がだんだんなくなり、脂肪へと変化していきます。年齢により代謝量が減っていきますので、年齢と食事の内容、適度な運動のバランスが崩れているということです。

	セルライトの撃退にも有酸素運動

セルライトを撃退するには代謝量を上げることです。ダイエットの王道である有酸素運動を行います。体に蓄えた脂肪を燃焼する軽い運動（十分に酸素を取り入れながら燃焼させる）を長時間続けることです。

そして皮膚をリンパマッサージします。体にはリンパ管があり体のあらゆる老廃物を流していく役目があります。

その流れに沿ってマッサージしていきます。基本は先から中心部へ向けて（足首→ふくらはぎ→もも→おしり）マッサージします。 その際に適量のオイル（エッセンシャルオイル）などを塗りながら行います。

セルライトのある部分を両手で大きく掴み小さくなるように押しつぶします（セルライトが小さくなくなっていくように）。そして今度は周りに広がるように引っ張ります。これを繰り返します。
二の腕などの場合は、腕全体を掴みながらねじっていきます。

	エンダモロジーでマッサージ

エンダモロジーとはセルライト除去に役立つマッサージ器で、もんで、ほぐして、吸引する事で、皮下組織の繊維をほぐしていくことが出来ます。マッサージをした後に有酸素運動を行うと効率よくセルライトを減らしていくことが出来ます。