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お酒が好きで肥満の方の多くは、お酒を飲んだときのアルコールによる食欲増進効果により「つまみ」を食べる量が増えてしまうことが原因となります。
また、非常にお酒の量が多い人は、ナゼかスリムな方が多くいますが、理由は簡単で、お酒の量が増えることで、食事が入らなくなるからです。お酒を飲みながらスリムでいられるのは良いですが、肝臓への負担が気になります。
お酒を飲む時間は、夕食後がほとんどです。この時間には体の代謝量が低くなり、食事を口にするとエネルギーとして使われることなく脂肪として溜め込んでしまいます。
これにアルコールが加わると肝臓がアルコールの分解で手一杯となり、さらに脂肪として溜め込んでしまいます。
対策としてはとにかくつまみの摂取量を減らすことです。減らすのが難しければ、なるべく堅い物でかむ時間を長くすることで満腹感が得られることと、口に入れる時間を長くできます。結果として量を減らすことが出来ます。
硬いつまみの定番としては、するめがあります。するめが苦手な方は、堅めのせんべいなどいかがでしょうか。
お酒の影響で、肝臓脂肪の合成が活発になっている状態では、”こってり物”を食べるのは注意しましょう。居酒屋などでは焼き鳥や唐揚げなどのフライものは避けるようにし、揚げ出し豆腐やサラダ類を選択しましょう。また、帰る1時間前くらいには、食事はストップしておきたいところです。
お酒を飲んだ最後にラーメンなどを食べる習慣の方もいますが、体内に脂肪が取り込みやすい状態で食べる食事はそのまま蓄積されてしまいます。
また、食べて帰宅後は寝てしまうので身体を動かすエネルギーとしては全く使われないまま蓄積される状態となりさらに肥満度が増してしまいます。
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