人は、寝ているときもカロリーを消費します。呼吸することだけで、歩いたりすることなく生きていく上での最低限のエネルギーの代謝を基礎代謝と言います。
この基礎代謝は、性別と年齢である程度の代謝量であるか分かります。
基礎代謝量は、意図的に上げることが出来ます。同じ生活をしていても、この基礎代謝が多い人はカロリー消費が多くなるので、ダイエットする上では非常に便利となります。
基礎代謝の違いは、筋肉量です。同じ体重でも、筋肉量が多い人は、少ない人よりも基礎代謝が高く、何もしない状態でものカロリー消費が多くなります。日頃から運動をし、筋肉量を維持していることで、同じ量の食事をしても摂取したカロリーを
体が勝手に燃焼してしまいます。
食事のカロリーを制限することは、ダイエットの基本となっています。
運動をしないダイエットは筋肉量が少なくなることから、
基礎代謝が低く摂取したカロリーの消費量が少なくなります。その結果、ダイエットの効果が少なくなり、さらに
摂取カロリーを落としていく悪循環となります。
ダイエットに運動を取り入れることは、その運動を行った際の消費カロリー分の体重を落としていくという考え方と、体の筋肉量を維持し、アップしていくことで基礎代謝を上げていくというねらいがあります。
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